化粧品の本音と建て前

化粧品売り場には、いつもキレイな店員さんがばっちりメイクをして接客をしている。さすがにデパートなどの化粧品売り場の女性は、化粧の仕方も心得ていて最先端?最新?の方法でメークをしている。

それと最近のマーケティングの世界では「無添加」「無農薬」「自然派」という言葉を前面に出して需要を掘り起こそうとしている。

化粧品でも商品の裏やポスターなどに
「化粧品で肌が荒れてしまった方、これなら大丈夫です」みたいなキャッチコピーを目にするようになった。

いつもでどこかで「本当かよ!」と叫んでいるが…そんなことはどうでもいい。

当然、自然な素材をうまく使い、さらに肌に悪い物を使っていないすばらしい商品もある。がそういった宣伝に便乗している商品が多い。

たとえば、ぬか漬けなどは野菜が発酵して乳酸菌を発生させ、腸によい働きをする。
発酵というのは、簡単に言えば腐る過程でもある。

そういったぬか漬けのすばらしい部分をぱくってぬか漬け風のぬか漬けもよくスーパーで売られている。
ぬか漬け風なのに、腸によく効くなんて書いてあるものまである。

これだけ世の中にいろんな物が流通してしまうとホンモノを見分けるのは自分の知識や知恵が見分けるほか難しくなっている。

ビタミンCが肌によく効くからといって砂糖まみれの炭酸水にほんのわずかレモン汁が数滴入っている物を「ビタミンCたっぷり」と表現するのもどうかと思えてならない。

話は元に戻るが、化粧品というのは、利益率が高いという。世の女性はみな、仮面をかぶりたいのだ。臭い物には蓋をしろ!というが、どこかで自分を隠したい部分があって高い化粧品を買ってしまっているのかもしれない。

余計なお世話だ!と言われればそのままひきさがるしかないが、ホンモノ、本質、こういったモノを見分けられる女性に憧れる。

仮面はすぐにはがれる。そして人は、本質を隠そうとすれば隠そうとするほど、汚れていくような気がしてならない。

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TAI

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